2.6. ナビゲーションダイアログ

図14.21 ナビゲーションダイアログ

ナビゲーションダイアログ

ナビゲーションダイアログは、 画像が画像ウィンドウより大きかったりはみ出すほどに拡大ズーム表示されているときに、 活性画像の見たい部分を容易に繰り寄せられるようにするために作られました。 使用時には画像の縮小見本画像上に画像ウィンドウが現在表示している区域を示す白い矩形枠が描かれます。 この枠をドラッグして移動すれば画像ウィンドウの実際の表示領域も連動して変化します。

2.6.1. ダイアログの呼び出し方

ナビゲーションダイアログはドッキング可能です。 その扱い方については 「ダイアログとその合体」 の節をご覧ください。

呼び出し方はつぎのとおりです。

  • 画像ウィンドウのメニューより ウィンドウドッキング可能なダイアログナビゲーション

  • 任意のドッキング可能なダイアログのボタンアイコン をクリックすると出てくるタブメニューより タブに追加ナビゲーション

  • 画像ウィンドウのメニューより 表示ナビゲーションウィンドウ

  • もっと手軽なナビゲーション (ただしズーム機能はありません) が画像ウィンドウの右下隅のボタンをクリックすると呼び出せます。

2.6.2. ナビゲーションダイアログの利用法

スライダ

表示倍率を簡単に、 しかも画像ウィンドウメニューの 拡大ズーム表示 よりも事細かく制御できます。

付属ボタン

ズームアウト 「ズームアウト」 ボタンは倍率を下げ、 ズームイン 「ズームイン」 ボタンは倍率を上げ、 1対1ズーム 「1対1ズーム」 ボタンは等倍率にします。

ウィンドウ内に画像すべてが表示されるように表示倍率を調整します

画像ウィンドウ上に画像の全体が見えるように表示倍率を調整します。

ウィンドウ内に画像が最大限表示されるように表示倍率を調整します

画像ウィンドウに不活性区域が残らない程度まで画像を拡大表示します。 画像の縦横比が画像ウィンドウの縦横比よりも大きければ画像は左右にはみ出し、 小さければ上下にはみ出します。

画像の表示サイズに従って、 ウィンドウサイズを変更します

表示倍率を保ったまま画像の全体が見えるように画像ウィンドウの大きさを変えます。 「ウインドウサイズを合わせる」 に詳細があります。