5.4. 着色

着色ツールは選択範囲や活性レイヤーを色ガラスに通したようなグレースケール画像として描きます。 画像をセピア調にするのに使えます。 色相、 彩度、 輝度については 色モデル をご覧ください。

5.4.1. 呼び出し方

着色ツールを起用する方法は 2 通りあります。

  • In the image-menu through: ToolsColor ToolsColorize… or ColorsColorize…,

  • ツールボックスのツールアイコン 。 但しこの色ツールをツールボックスに登録した場合に限ります。 その方法については 「ツールボックス」 を参照してください。

5.4.2. オプション

図14.148 着色ツールのダイアログ

着色ツールのダイアログ

プリセット

画像の色設定の内容は追加ボタン をクリックすればプリセット一覧に保存できます。

ボタンをクリックするとつぎのメニューが呼び出されます。

図14.149 プリセットメニュー

プリセットメニュー

このメニューでは 設定のエクスポート によって現在の設定を記憶させたり、 設定のインポート によって他の画像の処理などに使った設定を再利用できます。 記憶された設定の数々は プリセットデータの編集... に進むと出てくるつぎのダイアログで管理できます。

図14.150 プリセットデータの編集ダイアログ

プリセットデータの編集ダイアログ

色の選択
  • 色相: スライダーや入力欄で HSV 色相環 (0 - 360) から色相を選べます。

  • 彩度: スライダーや入力欄で (0 - 100) の値で彩度を選べます。

  • 輝度: スライダーや入力欄で -100 (暗) から 100 (明) の範囲から輝度を選べます。

プレビュー

プレビュー が有効ならばすべての変更は動的に反映され即時に見られます。