8.21. エイリアンマップ...

8.21.1. 概観

図16.166 エイリアンマップフィルターの使用例

エイリアンマップフィルターの使用例

元画像

エイリアンマップフィルターの使用例

フィルター適用後


このフィルターは三角関数を用いて画像の色をまるで別の色に置き換えます。 エイリアンマップ...RGBHSV 色モデルの画像でのみ作動します。

8.21.2. フィルターの呼び出し方

画像ウィンドウのメニューより カラーマッピングエイリアンマップ...

8.21.3. オプション

図16.167 エイリアンマップフィルターのオプション

エイリアンマップフィルターのオプション

プレビュー

縮小見本画像が表示されフィルターの設定操作を即座に反映します。

モード

作業に使う色空間はラジオボタンで RGB カラーモデルHSL カラーモデル からいずれかを選んでください。

右側に並ぶ …チャンネルを変更 チェックボックスで操作対象に含めたいチャンネルを指定してください。

6 つのスライダー

いずれのチャンネルでもスライダーと数値記入欄やその小さな上下矢印を操作して、 sin 関数と cos 関数の周波数 (0.00〜5.00) や位相変位 (0.00〜360.00) を設定できます。

周波数 をおよそ 0.3 から 0.7 に合わせるとサインカーブはほぼ直線的な関数曲線になり (つまり元画像とほぼ同じ配色になり)、 暗さが増すかあるいはコントラストが強まるだけの変化となります。 周波数を上げるにつれて画素の色変換が多彩になりますので、 画像はもっとエイリアンぽくなります。

位相変位 は色変換をずらします。 0 度と 360 度は同一の sin 関数です。 90 度は cos 関数です。 180 度は sin 関数の正負を反転し、 270 度は cos 関数の正負を反転した形になります。