コマンドは織物のような陰影がついた新たなレイヤーをつくり画像に重ねてバンプマップ風の効果をつけるスクリプトです。 加工後の画像は帯状の紙か経木あるいは薄く削いだ竹を織り合わせた表面に印刷したように見えます。
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このフィルターは活性レイヤーの上に新しく作ったレイヤーを「乗算」モードで重ねます。 織物表現は灰色濃淡で描かれます。
目の粗い網状の織物にするには、 帯間隔を増したり帯幅を減らしたりします。
帯をピンと張ったように見せるには影の深さを減らします。
このオプションでリボンテープの幅を 0.0 ピクセルから 256.0 ピクセルの間で指定します。 デフォルトでは 30.0 ピクセルになります。
このオプションで隣りに平行して並ぶ帯と帯との間隔、 換言すれば帯で囲まれた黒い正方形の部分の大きさを 0.0 ピクセルから 256.0 ピクセルの間で指定します。 デフォルトでは 10.0 ピクセルになります。
このオプションで下側に交差した帯にかかる影の暗さをパーセント指定します。 低い値ほど帯が薄く感じられます。 デフォルトは 75.0 パーセントです。
影の深さ オプションで帯の湾曲度をパーセント指定します。 高い値にするとますます波うつような帯に見え、 低い値では帯の表面が扁平に見えます。 実際の効果は 影の暗さ を超えません。 75.0 パーセントがデフォルト値です。
このオプションで帯表面の縞模様の均整度を設定します。 この値を帯幅に帯間隔の 2 倍を足した値よりも小さくすると、 帯の表面がまだらになります。 0.0 ピクセルから 256.0 ピクセルの間で指定します。 デフォルト値は 200.0 ピクセルです。
このオプションで帯の表面に並ぶ繊維状の短い筋の密度をパーセント指定します。 値を増すと筋がたくさん走ります。 50.0 パーセントがデフォルト値です。
このオプションで帯表面の縞模様の不透明度をパーセント指定します。 低い値ほど筋がおぼろげにぼやけます。 縞模様を全くつけたくないときは 0.0 パーセントにします。 デフォルト値は 100.0 パーセントです。
この表質は隙間から画像を垣間見る格子枠のように利用できます。 格子用に透明なレイヤーを新たに画像へ追加してこのフィルターを適用します。 文様の帯で囲まれた黒い正方形を 色で選択 ツールでクリックして選択し、 その部分を削除して穴開きにします。 選択範囲を反転して格子用の透明レイヤーを活性化すれば枠の上だけパターンで埋め尽くせるようになりますから、 あとはお好きなパターンを画像ウィンドウ上までドラッグして放ちます。