This plug-in calculates the most often used color in a specified border of the active layer or selection. It can gather similar colors together so that they become predominant. The calculated color becomes the foreground color in the Toolbox. This filter is interesting when you have to find a Web page color background that differs as little as possible from your image border. The action of this filter is not registered in Undo History and can't be deleted with Ctrl+Z: it doesn't modify the image.
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注記 |
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This command only works on RGB images. If the image is Grayscale or Indexed, the menu entry is disabled. |
色を採取する外縁の 太さ を設定します。 初期状態ではピクセル単位ですが引き出しメニューから他の単位や割合にも切り替えられます。
バケツサイズ は合算の対象となる同系色の色数に上限を設ける際に参考にされます。 バケツサイズ値が低い (つまりバケツの数が多い) ときは平均的な色を適度な精密さで算出できます。 ちなみに適度な精密さといっても良好な結果に必ずしも結びつきません。 (つぎの例をご覧ください。)
図16.240 元画像
平均色抽出に供される例図。 使用された色は純赤 (255,0,0)、 純青 (0,0,255)、 ならびに緑系の 4 色 (0,255,0)、 (63,240,63)、 (48,224,47)、 (0,192,38)。
バケツサイズ値が低くなっています。 つまり多くのバケツを使っています。 色が僅かでも異なれば別のバケツに収めることになります。 この例では赤を収めたバケツがいちばんかさ高くなります。 結果として純赤にかなり近い色 (254,2,2) が選ばれツールボックスの描画色に設定されます。
バケツサイズ値が高くなったのでバケツの総数は減りました。 似た色 (ここでは緑) は同じバケツに入ります。 すなわち「緑系」の色を収めたバケツが最もかさ高くなります。 このバケツ内の色はいずれも 8 ビットコードで見ると (00******,11******,00******) のようにはじめの 2 ビットが同じです。 残りの 6 ビットはどのチャンネルでも 000000 から 111111 (0から64) までの範囲があります。 つまりこのバケツ内では赤のチャンネルなら 0 から 63 の範囲、 緑のチャンネルなら 192 から 255 の範囲、 青のチャンネルなら 0 か 63 の範囲の値がありえます。 このようなチャンネル値の下限と上限の平均を求め、 赤 (63 + 0)/2、 緑 (255 + 192)/2、 青 (63 + 0)/2 から得た緑 (32,224,32) が答えとなります。